今年の10月頃から気象庁の会見で使われ始めている、謎の「透明マスク」
『なぜ透明マスクを使われているのか?』といった理由について、各メディアでも取り上げられ話題となっていましたね♪
そこで当サイトでは、気象庁が着用しているあの「透明マスク」は、どこのメーカーの製品なのか?その性能や特徴は?といった気になる詳細を調査してみました!
気象庁が会見で着けていた透明マスクはどこのメーカー?
まずは実際に透明マスクを装着している姿を確認していきます。
✔2021年10月20日の気象庁の会見模様。
画像:ANNnewsCH
口の周りが白い枠で覆われて、透明なマスク部分が広く、ホント口元がハッキリと見えますね―。
しかも、耳にかけるゴム紐がかなり太めです。
✔2021年10月8日の気象庁の会見模様
拡大してみると、しっかりとユニ・チャームのネームとブランドロゴが入っていますね。
✔ユニ・チャームの「顔がみえマスク」の公式画像
気象庁の会見で使われていた透明マスクは、ユニ・チャームの「顔がみえマスク」で間違いなさそうです。
気象庁の透明マスク「顔がみえマスク」の特長と性能
『気象庁の会見中は一度も透明マスクが曇ることはなかった』と、そのフィルムの曇り止め性能に驚く声が多数あがっていましたが、いったいどんな性能を持っているマスクのか?調査してみました。
✔ 顔がみえマスクの特徴
- マスク装着時、*顔の80%を見えるように工夫
※目の真ん中から下を100とした場合 - マスク正面は曇り止め加工の透明フィルム
- マスクの枠は布製で、顔にフィットしてスキマを作らない
- 耳掛けも布製で、ワイドサイズで長時間着用でも痛くならない
- 水で手洗いができ、繰り返し使用可能
よくある隙間だらけのマウスシールドと違い、口周り全体をフィットさせている形状なので、マスクとしての性能面も考えられた商品なんですね♪
この透明マスク「顔がみえマスク」の利用者は、読唇術で会話の内容を読み取る聴覚障害の方のためだけではなく、
- 「耳の遠いお年寄りの介護」
- 「表情を見せたい接客や営業商談」
- 「保育園や幼稚園」
- 「英会話などの言語習得」
など、使い道はかなり広いようです。
「顔がみえマスク」の開発の想いについて、ユニ・チャームは以下のような説明をしていましたので、引用して紹介しておきます。
~共生社会に向けて~
マスク着用が常態化した現在では、顔を見ながらのコミュニケーションをとることが難しくなりました。中でも聴覚障がいがある人の中には相手の口元の動きから話を理解する人もいらっしゃり、マスクをしている相手とはコミュニケーションがとり辛い、という問題があります。
そこでユニ・チャームはマスクメーカーとしての社会的責任からソーシャルインクルージョンを推進し、全ての人が自立し、互いに助け合うことで、自分らしく暮らし続けられる共生社会の実現を目指し「unicharm 顔がみえマスク」を開発しました。
※ソーシャルインクルージョン:全ての人が健康で文化的な生活を送れるように、一人一人を社会の一員として取り込み、互いに支え合う考え方のこと。
引用:ユニ・チャーム公式
とても素晴らしい画期的なマスクですね♪
でも、まだ見慣れないせいか、少しゴツつ感じてしまいます(笑)
気象庁の透明マスク「顔がみえマスク」の価格と購入方法
「unicharm 顔がみえマスク」の販売価格は1,480円(税込)で、現在「公式ユニ・チャームダイレクトショップ」でのみ購入可能となっています。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでの取り扱いは、今のところないようです。
支払い決済方法は、【カード払い】か【代引き】の2種類。
※代引き手数料は全国一律330円(税込)
※個別送料で全国一律310円(税込)
詳細は、下記〔公式ユニ・チャーム ダイレクトショップ〕をクリック
気象庁の「透明マスク」をみた世間の反応まとめ
最後に、気象庁の透明マスクを見た世間の反応もまとめてみました♪
以下、Twitterより。
気象庁のマスクいいよね〜
— みどりいろのドラえもん (@miiiiiiiidora) October 22, 2021
最近会見多いから、観るたび思う。
気象庁のマスク、カッコいい(笑)#thetime_tbs
— まみすけ (@mamisuque25) October 20, 2021
阿蘇山噴火のための
— アサさん@通勤が嫌い (@asasan_free) October 20, 2021
気象庁担当の会見、
マスク気になるぅ〜
と思っていたら結構
気になってるツイ民いた
ユニチャームの「顔が見えるマスク」という聴覚障害者に配慮した製品らしいです
阿蘇の噴火よりも気象庁報道官のマスクに驚いた我が家🔥
— berserker (@berserk65759315) October 20, 2021
噴火関連で気象庁の会見してた方のマスク、
— が~べら (@pink_roses_CCB) October 20, 2021
聴力の関係で読唇で会話する方にも伝わり易くていいね。
保育所か幼稚園で「絵本の読み聞かせの時、唇の動きが見えないと言語の習得に差し障りがあるから、このマスクを使い始めた」というニュースを見たばかり。
思った以上に唇の動きって大事なのね~
気象庁のゴーグルマスクおじさん。
— わびさび山葵🐸 (@wabikaerusan) October 20, 2021
やっぱりゴーグルじゃなかった。
マスクの方に目が行く😟
阿蘇山の噴火で人的被害なくてよかったと思いながら気象庁の会見見てたけど担当課長のマスク姿がインパクト強すぎて1人でニヤニヤしてました。ごめんなさい(笑)
— ヒロシ復活 (@uY5jgeLB15AUNno) October 20, 2021
気象庁の人…
— (仮称)路傍の虫 (@your_rope_2016) October 20, 2021
マスクよりカツラに気づかってほしい!
阿蘇山噴火の会見の気象庁の方のマスクがアレでギャグかと思った
— あにゃ@取引+趣味 (@anyanyanya_aya) October 20, 2021
気象庁の人の口元見えるマスク、曇らないしちゃんと息出来てるのすごいと思う
— ずくなし らるど (@Rald1991) October 20, 2021
地震の時に驚いてみた気象庁のマスク。今回もそれだね。あれで会見することに決めたってことかな。デザインの好き嫌いは別にして、口が見えるから聴覚障害者にいいし、マスクとしての機能もありそうだし、いいよね。
— ケバダチ (@kebadachiyogurt) October 20, 2021
もう少しスマートなデザインができたら手に取りたいな。
気象庁の方のマスクが気になって話が入ってこない。気象庁推しのマスクかな🌍
— 八百屋 トマト (@yaoya_tomato) October 20, 2021
気象庁の会見で口元が見えるマスクが話題だけど、きっと耳の聞こえない人が口の形で言っていることを理解するために、気象庁側が配慮したんだと思う。
— 能登詞藻庵~のとしそうあん~ (@clado_glomerata) October 20, 2021
優しいな、気象庁。
この国には色々な身体的条件を持った人や様々なバックボーンを持つ人が住んでいる。
思いやりのある、いい国になって欲しい。
やはり気象庁の透明マスクはかなりのインパクトがあったようですね♪
着用理由が分かると『なるほど!』となりますが、初見ではみな同じような驚きの反応でしたねー。
なかには『マスクの枠の色(白)を変えたらもっと見栄えが良いのに…』といった意見も。
まとめ:気象庁の透明マスクはどこのメーカー?
今回は、気象庁が記者会見で着用していた「透明マスク」について調査してみました。
✔ 本記事をまとめると
- 気象庁のマスクは、ユニ・チャームの顔がみえマスク
- 着用理由は、聴覚障害の方でも読唇術で会話の内容を読み取れるようにするため
- マスクの価格は1,480円(税込)で、ユニ・チャームダイレクトショップのみでの販売
- マスクは曇り止め加工のフィルムに、枠は布製で作られている
- 全方位フィット構造でスキマを作りにくい
だれしも二度見してしまうような気象庁マスクでしたが、じつはとても気遣われた配慮の末に生まれた「優しさマスク」だったんですね♪
「顔がみえマスク」の製造元 ユニ・チャーム、とても素敵な会社ですね。
以上、気象庁のマスク情報でした。
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